最近はやりのネックから編む「トップダウン」をわんこのセーターにも応用してみました。
今回は犬のトップダウンの1作目なので、模様は入れないシンプルなメリヤス編みで。
初めてトップダウンを編む方は、まずは1色で編むのをお勧めします!
経験者さんは、ボーダーにしたり、模様をいれて楽しんでみてくださいね!
手書きの編み図は、ページの一番下から無料ダウンロードできます!
illustratorで作成した綺麗なデータ版は、オンラインストアにてダウンロード販売中です!
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使用糸
ウルグアイウール合太を棒針6号で編みました。使用量は40g。
一玉でぎりぎり足りるかどうかなので、2玉あると安心です!
2色なら、一玉ずつでも十分ですよ♪
この作品は、2.5キロ前後のトイプードルをモデルに作成しています。
もっと大きいワンちゃんに編む場合は、多めに毛糸が必要になります。
トップダウン編む手順
編み始め
スタートは、私はかぎ針を使った別鎖の裏山を拾う方法を使っています。裏山の拾い方が分からなければ、一般的な棒針のつくり目でOK
です!
1段目を編んだら、2段目からは輪にして編んでいきます。(4本棒針か5本棒針を使用)
その時、袖になる部分、背中になる部分、胸になる部分が分かるようにリングを入れておきます。
ラグラン線での増やし目
ラグランセーターでは、4本のラグラン線があり、この線にそって増やし目をします。
このニットでは、ラグラン線が2目がたつようにしています。増やすときは、出したい線の隣で増やし目をしていきます。
つまり、増やすときは、{巻き増し目1つ、表目2つ(これがラグラン線)、巻き増し目1つ}と編んでいきます。
24段目までは、袖、背中、胸をすべてつなげてぐるぐると編んでいきます。
胴体を作っていく
24段目まで、袖、背中、胸をつなげて編んだら、ここで袖になる部分を別糸などに休めておきます。
胸と背中になる部分だけを、まず編んでいきます。
右側の脇のマチを作るため、巻き増し目を6目作り、つづけて背中部分を表で編んでいきます。
背中部分を編んだら、左側の脇のマチを作るため巻き増し目を6目作り、続けて胸側を表で編む。
すると、トータルで68目になります。次の段から輪でぐるぐると15段目まで編み進める。
16段目では、お腹の空き部分を作っていきます。表を48目編んだら、お腹部分を作るために20目伏目をします。
※PDFでは44目となっていますが、48目が正しいです。すいません。
17段目からは、往復編み(輪でない編み方)で、減らし目をしながら編んでいきます。
袖を編んでいく
袖は片方ずつ編んでいきます。
まずは、休めておいた20目を棒針にうつし、胴体を編むときに作った脇から目を6目拾います。
輪にして、減らし目をしながら編んでいきます。
10段編んだら、そのまま一目ゴム編みを編みます。止めは伏せ止めでも、一目ゴム編み止でもOK!
片袖が終わったら、反対側も同じように編みましょう^^
仕上げのゴム編み
首回りとお腹周りには一目ゴム編みを輪で編んでいきます。
少し、首の細いデザインなので、36目より多くてもOKですが、1目ゴム編みを輪で編むときは、偶数目にしておきましょう。
お腹も同じく、緩くしたい場合は偶数目になるように増やしてください。
サイズを大きくしたい場合
- 1番簡単なサイズ調整は、糸や棒針の太さを変える
1号針を変えると約10%サイズが変わります。1~2センチ大きくしたいだけなら、棒針の太さを7号にあげてみてください。
もっと大きくしたい場合は、糸を並太や極太にして、棒針の太さも上げてみてください。
- もう一つの方法は、目数と段数を変えて調整
横幅を大きくするなら、背中、袖、胸、それぞれ増やし目を行わないエリアがあります。
4センチ大きくしたいなら、それぞれの箇所に1センチずつ加えるなど、均等に目数を増やしましょう。
サイズ調整については、こちらの記事でも紹介しています!
「うちの愛犬は、もっと大きいわ!」という方は、こちらの記事もよかったらご覧ください。
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トップダウンって、最初はどんな風に出来上がるかさっぱり想像できないですよね~!
でも、一回編んだらあまりの快適さに病みつきになること間違いなしです!
完成されたら、よかったらInstagramで@sayoko_knitをつけていただいたり、「こんな工夫したよ!」などアイディアもあれば、ぜひ教えてくださると嬉しいです♪
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関連リンク
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