犬種によっても、わんちゃんそれぞれの特徴によっても、異なるサイズ。
せっかく可愛い編み図を見つけても、自分のわんちゃんのサイズに合わなくて、断念せざるをえなかったり。
我が家の2匹のトイプードルも同じ犬種なのに、体格差があり、ニットを編むときは少しサイズを変えて作っています。
この記事では、私が使っている簡単なサイズ調整の方法をまとめて行きますね!
この方法で調整可能なのは、5㎝くらいまで。
それ以上大きくしたり小さくする場合は、根本から編み図を変えていく必要があります。
犬の服をざっくりサイズ調整する方法
最も簡単な方法:針の太さをかえるゲージ調整
一番簡単なサイズ調整は、編み針の太さを変える「ゲージ調整」です。
一般的に、編み針を1号大きくすると一回り大きくなります。
※使う糸の太さにもよります!
※1㎝程度の調整なら、私はこの方法で調整します!
横幅を調整したい場合:目数を増やす!
目数を変えたい場合は、増減のない部分で調整しましょう!
模様や、減らし目をしている箇所で目数を変えると、計算が必要になり難易度が上がります。
下の図のピンク色のついている範囲で、目数を増やしたり減らせば、簡単に幅を変えることができますよ。
この時、一か所だけ変えるのでなく、胸と背中で均等に増やしたり減らしたりしましょう。
例えば4cm増やしたい時、背中側で2㎝、胸側で2㎝増やす、といった感じです。
長さを変えたいとき:丈を段数で調整する
横幅を変えるときと同様に、増減が行われていない部分を増やしたり、減らしたりします。
下の図の青色・紫色のついた部分です。
ただ、デザインによっては、1模様が16段などのように、16の倍数で丈を増やさないと模様が崩れてしまうものもあります。
模様が入っている場合は、1模様〇段×●目のような表記があるので、〇の倍数で丈を決めるようにしてみてください。
また、胸側は①と②で均等になるように増やしたり減らしたりしてくださいね!
何目、何段増やすのかを決める方法
まず、メリヤス編みや編みたい模様のゲージを編みましょう。
ゲージは、10cm×10cmの正方形分は確保して編みます。
編んだゲージから10cmの中に何目、何段入っているのかを数えます。
10cm平方の中の目数と段数を数えたら、以下の式に当てはめて計算します!
- (ゲージ10cm内にある目数)÷10 × 増やしたい or 減らしたい ㎝
- (ゲージ10cm内にある段数)÷10 × 増やしたい or 減らしたい ㎝
この計算は、わんこニットでなくても人間用のセーターでも使えますよ!
まとめ
- 一番簡単な方法は、編み針の太さを変えるゲージ調整
- 2~5㎝のサイズ調整なら、目数や段数を変えて調整する
- 増やす目数・段数は、ゲージを編んで計算で出す
うちの子サイズのニットを編む際の参考になればうれしいです!
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