2019年8月8,9日に日本ヴォーグ社で開催された「イラレで編み図をつくろう」講習会に参加してきました。
以前から、編み図を手書きでなくデータで作れるようになれば、幅が広がるのにな~と思っていたところ、この企画を知り、即申し込みました。
「イラレで編み図をつくろう」
参加者さんは、編み物歴の長そうなニット愛好家。講師の先生は、編集者さんでもある舟生さんと古山さん。
お二人とも本当にニットと編み図作りが大好きなユニークな方。
丸二日間朝10:00~17:00のみっちりスケジュールも全然苦じゃないくらい楽しく過ごせました。
ちなみに舟生さんは、以前私の「わんことおそろ」ワンピースの写真を、読者投稿「私のニットアルバム」のベストショットに選んでくださった方。
イラレ の基本からスタート
初めは、なかなかマウスが思った通りに動いてくれず、結構苦戦します。
基礎用語、『パス』と『アンカー』。この言葉は何度も聞くのでバッチリ覚えました。
線やカーブは、鉛筆の用に書きたい線をなぞるのでなく、始点をどこにおいてどんな線をどこに向かって書きたいかを考えてマウスを動かす。
講習会では、編み図を書くために必要な基礎スキルを伝授していただき、イラストレーターで図を描くことになれることから、実際に製図や編み図を書いてみるところまで。
覚えないといけないツールやショートカットコードは、一覧にした資料をもらえます。
二日目は、雑誌編集者ならではの裏話も
イラレの使い方だけでなく、毛糸だま編集者さんとしての苦労話や裏話も聞かせていただけます。
雑誌になる前の、有名ニットデザイナーさんの手書きのデザインなど。(発行済みのものです)
毛糸だま編集部の見学もさせていただきました。みなさん、ニット好きな編集者さんなので、デスクまわりに毛糸や編みかけのものが置いてあるのが新鮮。
ヴォーグ社内カフェテリア
社内カフェテリアも利用可。
メインのチキンを選択し、メイン以外はすべてビュッフェ形式。とってもおいしく、外に食べに行かなくてもこんなおしゃれでおいしいランチが食べられるなんて、さすがヴォーグ社です。
感想
今回の2日間の講習会は、本当にあっという間で、やはり学びは楽しいな~と改めて感じました。
正直、講習を受けただけできれいな編み図を作れるようになるわけではありません。編み図として人に見せられるようにするには、教わった方法で何回も編み図を作ってみて練習が必要です。
講座内ではほんとに沢山のスキルを教えてもらうので、復習しないとすぐに忘れてしまいます。
(講師の舟生さんと私)
二日間、たくさん頭を使いました。舟生さん、古山さん、ご丁寧にご指導ありがとうございました。
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